月面基地は、遠い夢物語から、現実世界の問題へと変わりつつあります。セレーネ計画などの月探査の課題の1つに、月面基地に向けて月の基本的な情報を調べることがあります。
やがて、月面基地は恒久的なものとなり、月をふるさととする人が生まれるかも知れません。
果たして、月がふるさとになる日はいつやってくるのでしょうか。その日が来るためには、どのような技術、どのようなブレークスルーが必要なのでしょう。

月面基地想像図

1. 夜空を見上げれば、いつも月があった
~月と人類の関係史~
 
2. 月はどこからやってきたのか
~月の科学その1~
 
3. 月に記された、大いなる足跡の下にあるもの
~月に記された、大いなる足跡の下にあるもの~
 
4. 輝く無限の星々が月から見える
~月からの科学~
 
5. 月の環境が医学・建築・スポーツを変える
~月での科学~
 
6. 月フロンティアたちが目指す道
~月開発のシナリオ~
 
7. 大型ブルドーザーロボット、月面を走る
~月面基地の建設~
 
8. 青い地球を月から眺める日
~月での生活~
 
9. 最先端の大工場が月で動き始める
~月での生産活動~
 
10. アテンションプリーズ、まもなく月に到着
~月への旅と輸送系~
 
11. 月に向けての新たな1歩を踏み出すとき
~日本の月関連ミッション~
 
12. そして月の向こうに広がっているもの
~月からのステップ~

 


このページは、1997年4月から1998年3月まで宇宙開発事業団(当時)の機関紙「NASDA NEWS」に連載された、「月がふるさとになる日」を移設したものです。記述内容に当時の状況を反映したものがありますが、オリジナル性を重視し、そのまま掲載しています。