ブログ

嫦娥3号は月の夜の間の生存をめざす…中国月探査の最高責任者が発言

2013年にも打ち上げが予定されている、中国の月面着陸機「嫦娥3号」ですが、次第にその姿が明らかになってきています。先日に続き、中国月探査の最高責任者、欧陽自遠氏がその一端を語った様子が人民網日本語版に掲載されていますが、その内容はかなり驚くべきものです。 それによると、嫦娥3号では、月面の夜を耐え抜いて探査機を生かすために、原子力電池を用いることを検討しているとのことです。 ...

2016-04-11T18:43:27+09:002010年6月25日(金)|嫦娥3号|

嫦娥3号は西昌宇宙センターから打ち上げ予定

中国は今年中に、周回機「嫦娥2号」を打ち上げる予定ですが、その次、2012年頃に打ち上げが予定されている嫦娥3号について、中国・四川省の西昌宇宙センターから打ち上げられる予定であることが明らかになりました。人民網日本語版が伝えています。 打ち上げ場所に言及したのは、中国月探査の最高実力者でもある欧陽自遠氏です。また、西昌宇宙センターは、嫦娥1号を打ち上げた場所でもあります。 ...

2016-04-11T18:44:30+09:002010年6月23日(水)|嫦娥3号|

今週のはやぶさ君 (6/18=最終回)

2010年6月13日19時51分(日本時間)に「はやぶさ」は無事カプセルを分離し、同日22時51分頃には大気圏に突入しました。我々にカプセルを託した、はやぶさ君は、美しい流れ星になりました。 はやぶさ君の位置情報や小ネタを徒然なるままにお伝えしてまいりました、「今週のはやぶさ君」も今回をもって終了です。今までお付き合いくださった皆様、本当にありがとうございました。探査機としてのはやぶさ君の長い旅は終わりましたが、はやぶさ君が遺してくれたデータの解析は、まだこれからです。宇宙科学研究所のウェブサイト(常設)や、はやぶさ帰還特設サイト(まだ、しばらくは更新予定がございます)などで、折に触れてご紹介できることがあると存じます。その時には、よろしくお願いいたします。そして、皆様の、はやぶさ君への応援、本当にありがとうございました。 ...

2016-04-11T18:45:03+09:002010年6月18日(金)|はやぶさ|

「月にはもっと水がある」−NASA関連の研究で判明

最近の研究により、月を構成する岩石の鉱物の中に存在する水分子の量は従来の推定よりも多く、それを水として取り出せば、アメリカ大陸の五大湖よりも多くなるかも知れない、という研究結果が出ました。この研究はNASAの宇宙生物学・火星研究・月先端科学探査研究プログラムより資金を得て行われました。国立科学アカデミー抄録の早刷り電子版に掲載されています。 この研究では、月に存在するとされる水は、月が誕生した当時、つまり高温のマグマから冷却する段階から存在したものとみられています。もしこの研究が正しいとすれば、月に存在する水は、その誕生当時からのものであるということになります。 ...

2016-04-11T18:45:27+09:002010年6月15日(火)|月探査 (ブログ)|
Go to Top