1月12日から13日にかけて、月探査情報ステーション全体にアクセスができない状態となっておりました。
皆様にはご迷惑、ご心配をおかけいたしましたことをお詫びいたします。

アクセスができなかった時間帯は、1月12日午前7時ころから1月13日午後8時ころまでです。この間、サーバー上のすべてのデータへのアクセスができなくなっておりました。

原因は、月探査情報ステーションのサーバーを設置しているデータセンター内において、ストレージ(記憶装置)に障害が発生したためでした。
本来であれば、こういったデータセンターは、トラブルが発生しても予備の系統などが動作するようになっている、いわゆる「冗長構成」が組まれております。実際にこのシステムでもデータセンター内は冗長化(二重化構成)が組まれていたのですが、サーバー運営会社によると、今回の故障がきわめて深刻で広範囲にわたってしまったこと、また単にストレージだけのトラブルではなく、このストレージをコントロールする装置(コントローラー)も故障してしまったことから、この冗長化メカニズムも働かず、広範囲にわたる故障が同じデータセンター内にある多数のサーバーに影響を及ぼしたとのことです。

さらに、原因究明にも手間取ったため、故障が長引く原因となりました。当初システム会社側では問題はネットワーク側にあると判断していたのですが、実際に問題になっているのがストレージであることを発見するのに手間取り、さらにその回復を何度か試みたのですが失敗し、結果的に故障が長引くこととなってしまったと、サーバー運用会社より連絡を受けております。

今回の障害は、月探査情報ステーション側(コンテンツ側)の障害というわけではなく、そのサーバーを収容しているデータセンターに発生した問題ということで、私(編集長)としても状況をお伝えする以外できることが全くありませんでした。
今後はサーバー運営会社側で、今回のような大規模故障が発生しないような対策を順次講じると連絡を受けております。月探査情報ステーション側でも、今回のようなケース、さらには大規模災害などによるサービス停止などの可能性(さらにはそのような場合でもサービスを提供するかどうか)を考えた上で、予算や労力との兼ね合いを考え、検討していきたいと考えております。

なお、障害などが発生した場合には、今回もそうでしたが、月探査情報ステーションのツイッターをメインに、情報を発信していきます。ツイッターの情報を閲覧する場合には、アカウントを作成したり料金を払ったりする必要はありません。もしサイトが長時間にわたって閲覧できない状態にある場合には、このツイッターをご確認頂き、サイトの状況を把握していただければと思います。

今後とも月探査情報ステーションをどうぞよろしくお願いいたします。

月探査情報ステーション 編集長  寺薗 淳也