今年末に打ち上げられる予定の中国の月探査、嫦娥3号が、打ち上げ場所である中国・四川省西昌の西昌衛星発射センターに向けて出発しました。人民網日本語版が伝えています。

記事によると、嫦娥3号を搭載したトラックが、11日午前3時過ぎに中国空間技術研究院(北京と思われます)を出発、7台のトラックに機体を分割して、午前5時過ぎに北京首都空港に到着、ここから四川省へ向けて出発しました。
予定では西昌まで空輸したあと、打ち上げ場所である西昌衛星発射センターまで輸送されます。到着後機材の状態をチェックしたあと、着陸機と探査機の結合を行い、発射台への移動、ロケットへの搭載作業が実施される予定です。