中国の月探査機「嫦娥3号」を打ち上げるロケット「長征ロケット」が、組み立て場所の北京を離れ、打ち上げ場所である四川省の西昌宇宙センターへと向かいました。人民網日本語版が伝えています。
今回のロケットは、「長征3号乙遥二十三」ということで、基本的には長征3号ロケットの「23号機」と考えられます。嫦娥シリーズはずっと長征3号ロケットで打ち上げられてきていますが、前回嫦娥2号を打ち上げた際に比べて、信頼性などを向上させているとのことです。
西昌宇宙センター到着は11月1日で、すでに到着している嫦娥3号本体と合わせて、組み立て及び試験が実施されます。
- 人民網日本語版の記事
http://j.people.com.cn/95952/8438763.html - 嫦娥計画 (月探査情報ステーション)
https://moonstation.jp/ja/history/Chang_e/