まだまだ打ち上げは先とはいえ予定では「来年」末という、小惑星探査機「はやぶさ2」。宇宙航空研究開発機構(JAXA)は今日、かつて「はやぶさ」で行われたのとほぼ同様の、名前搭載キャンペーンを、「はやぶさ2」でも実施すると発表しました。

その名も、当時のものと全く同じ(ただし「2」がついている)「星の王子さまに会いにいきませんかミリオンキャンペーン2」と名付けられたこのキャンペーンでは、探査機「はやぶさ2」に、世界中から寄せられた名前やイラスト、寄せ書きを募集し、それを搭載して小惑星に送り届ける、というものです。

今回のキャンペーンでは、前回と同じ、小惑星に着地して探査機を導く役割を果たすターゲットマーカーに氏名を搭載するキャンペーンに加え、新たに帰還カプセルにも名前、イラスト、寄せ書きを搭載できるようになっています。
帰還カプセルは2020年に帰還する予定ですから、カプセルを開封したとき、6年後の自分と再開することになるというわけです。まさに「タイムカプセル」です。

なお、イラスト及び寄せ書きでは、

  • 未来に向けた夢や想い
  • 東日本大震災からの復興に向けた希望や期待
  • その他(自由テーマ)

の3つのテーマ(すなわち、未来への夢、震災復興を中心としたテーマ)で募集するということです。
また、これまでにJAXAへの寄付金制度を通して「はやぶさ2」に寄付をされた方の名前は、ターゲットマーカー、帰還カプセル両方に記載されるということです(辞退することも可能です)。

応募は4月10日(水)午後0時より開始されます。下記の月・惑星プログラムグループ(JSPEC)のページから応募することもできますし、郵送での応募も可能となっています。なお、郵送先等については4月10日以降、JSPECの下記のページに掲載されます。

応募にあたっての詳細につきましては、下記のJSPECのページをご参照ください。