地球へ戻る飛行を続けている小惑星探査機「はやぶさ」は、このほど地球の外側(外縁部)へ精密に軌道を誘導するための第3回の軌道修正(TCM-2, Trajectory Correction Manuver: 軌道補正マニューバ)を行い、5月27日午前0時半過ぎに無事終了しました。
探査機はこの時点で地球から約760万キロ離れた地点を飛行しています。
探査機の状態は正常です。
なお、「はやぶさ」の軌道修正は、地球帰還(6月13日)の約7日前をめどに第4回の軌道修正、3日前頃をめどに最終の軌道修正を行い、落下地点へ精密に探査機を誘導することになっています。
※TCM-2が第3回の軌道修正になっていますが、これは第1回の軌道修正をTCM-0と呼んでいるためです。
・はやぶさ帰還ブログの記事
  http://www.isas.jaxa.jp/home/hayabusa-live/?itemid=497
・はやぶさ帰還特設サイト (JAXA宇宙科学研究所)
  http://hayabusa.jaxa.jp/
・はやぶさ (月探査情報ステーション)
  https://moonstation.jp/ja/hayabusa/