中国初の月面着陸を目指す「嫦娥3号」は、2013年に打ち上げられる予定だと、中国の月探査関係者が言明しました。人民網日本語版が伝えています。
中国空間技術院の葉培建氏は、嫦娥3号は中国ではじめての月面軟着陸を行うため、克服すべき技術が多数ある、と述べています。また、同氏は、これらの困難を克服し、着陸が無事達成できると信じていると述べています。
記事によると、着陸機には7つの科学機器、一緒に搭載されるローバーには8つの科学機器が搭載されるとのことです。但し、詳細はあきらかではありません。
(編集長注)2013年は、インドが計画している月着陸機「チャンドラヤーン2」の打ち上げを目指している年と重なります。以前の記事では、嫦娥3号の打ち上げは2012〜13年とされていましたが、これで両者の打ち上げ時期が重なったことになります。
・人民網日本語版の記事
http://j.peopledaily.com.cn/95952/7307283.html
・嫦娥計画 (月探査情報ステーション)
https://moonstation.jp/ja/history/Chang_e/