全国で展示が決まっている(そして、明日からは名古屋での展示が行われる)「はやぶさ」の帰還カプセルですが、このたび、12月4〜5日に、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所で展示されることになりました。
なお、この内之浦宇宙空間観測所は、文部科学省宇宙科学研究所時代に「はやぶさ」を打ち上げたところでもあり、いわば「里帰り」ともいえます。
展示は両日、9時半から16時まで(入場は15時まで)で、特に5日の日曜日は、内之浦宇宙空間観測所の一般公開と一緒に公開が行われます。
今回展示されるのは、インスツルメントモジュール、搭載電子機器部、パラシュート、エンジニアリングモデルに加え、大気圏突入時に帰還カプセルを守ったヒートシールドが展示されます。
なお、入場及び閲覧は無料です。
一般公開についての注意事項につきましては、以下のJAXAプレスリリースをお読み下さい。
お車でお越しの際には、会場の近くに駐車していただき、シャトルバスサービスをご利用いただくことになります。
また、帰還カプセル関係の展示品の写真撮影はできませんのでご了承下さい。
・内之浦宇宙空間観測所における小惑星探査機「はやぶさ」カプセル等の特別公開について 〜「はやぶさ」の里帰り〜 (JAXAプレスリリース)
  http://www.jaxa.jp/press/2010/10/20101013_hayabusa_j.html
・内之浦宇宙空間観測所 (JAXA)
  http://www.jaxa.jp/visit/uchinoura/
・はやぶさ (月探査情報ステーション)
  https://moonstation.jp/ja/hayabusa/