小惑星探査機「はやぶさ」は、地球への帰還に向け、イオンエンジンの噴射を行いながら、軌道制御を進め、徐々に地球に近い軌道になるように調整を進めてきています。
本日午後3時に第2次軌道変換を終了し、「はやぶさ」の軌道は、地球中心から2万キロ(地球上空約1万4000キロ)を通過する軌道になりました。ほぼ地球への帰還に成功したと表現してもよいと思います。
今後数回にわたる軌道制御により、最終的にカプセルを地球大気圏内に再突入させることができるようにしていく予定です。