中国の月探査機「嫦娥3号」ですが、最近あまり消息が聞こえてきていなかったものの、状態については問題ないようです。

人民網日本語版が新華網の記事を引用する形で伝えた情報によりますと、嫦娥3号は18日にスリープ状態から復帰、観測を再開したとのことです。これは月面の昼に入ったためのもので、要は探査機は正常に動作しているということです。

2013年12月の着陸以来、すでに14ヶ月が経過しております。この間、月の昼と夜を14回経験しているわけですが、嫦娥3号の着陸機は順調に稼働しているということになります。すでに月面で最も長く動作している探査機という記録を打ち立てていますが、果たしてどこまで運用できるか、大変興味深いところです。