ルーシー 探査の諸元

探査機全体

探査機名称 ルーシー (Lucy)
打ち上げ国 アメリカ (アメリカ航空宇宙局: NASA)
打ち上げ日時 2021年10月16日 午前5時34分(アメリカ東部夏時間)
2021年10月16日 午後6時34分(日本時間)
※予定時刻。打ち上げ可能時期はこのあと21日間。
打ち上げロケット アトラス V 401
打ち上げ場所 ケープカナベラル打ち上げ基地
(アメリカ・フロリダ州)
到着 2027年
※最初の小惑星への到達予定を示す。
※探査期間は2027〜2033年の予定。
探査天体 木星のトロヤ群小惑星

  • ユーリバテス (Eurybates)
    [L4]
  • ケータ (Queta) [L4]
  • ポリメレ (Polymele) [L4]
  • リューカス (Leucus) [L4]
  • オルース (Orus) [L4]
  • パトロクルス (Patroclus) [L5]
  • メノエティウス (Menoetius) [L5]

※L4及びL5は木星のトロヤ群小惑星のグループを示す。
※探査接近順。
※ケータはユーリバテスの衛星。
※2025年ころに小惑星ドナルドヨハンソン (Donaldjohanson) を探査する可能性がある。ドナルドヨハンソンは小惑星帯に位置する。

探査形態 フライバイ

「ルーシー」探査機

大きさ 幅14.25メートル、高さ7.2メートル(太陽電池パネル収納時3.8メートル)、奥行き2.78メートル
太陽電池パネルの直径 7.3メートル
重量 打ち上げ時の燃料を含む重量 1550キログラム
着陸機単体の重量 821キログラム
搭載装置 ルーシー熱放射スペクトロメーター (L’TES: Lucy Thermal Emission Spectrometer)
ルーシー広範囲観測カメラ (L’ROLLI: Lucy Long Range Reconnaissance Imager)
ルーシー撮像装置 (L’Ralph: Lucy Ralph)
※ルーシー撮像装置は2つのサブ機器、線形エタロン撮像スペクトルアレイ (LEISA: Linear Etalon Imaging Spectral Array)と多バンド可視光カメラ(MVIC: Multi-spectral Visible Imaging Camera)からなる。
主要目標
  • トロヤ群小惑星の詳細調査
  • トロヤ群小惑星の表面物質の調査(水、有機物、ケイ酸塩など)
  • トロヤ群小惑星の表面組成の調査
  • トロヤ群小惑星の表面物性の理解
  • トロヤ群小惑星の成因の解明
探査期間 2027年〜2033年(予定)
※L4小惑星は2027〜2028年に、L5小惑星は2033年に探査予定。

参考資料


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