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月を知ろう

月に関する研究発表
第1回パネルディスカッション「月の氷」


 アポロ計画から20年以上経った1990年代後半、アメリカの探査機、クレメンタインが月に向かい、様々な科学データを送ってきました。詳細な解析の結果、観測データは月の南極地域に氷の状態で水が存在していることを示唆していることがわかりました。
 一番近い天体である月に採取できる形の水があるとすれば、月面での有人活動に役立つばかりでなく、より以遠の探査のための燃料として活用する可能性も考えられます。
 アメリカは1998年1月にルナープロスペクターを打ち上げ、月の南北両極地域の氷について、1年半にわたり、より詳細な探査を実施しました。その結果、月の南極地域だけでなく北極地域にも氷があること、その量が最大で60億トンとにも達する可能性があることが明らかになりました。

参考資料
 ルナープロスペクター、月の氷存在を確認(1998年4月)
 NASA、月面に60億トンの氷が存在するとの新たな分析結果を発表(1998年9月)

 本セッションでは、「月の氷」をテーマに以下のパネラーを迎え、議論を進めていきます。

パネラー 垣見征孝(宇宙に興味がある。月に関しては一般人。)
パネラー 金森洋史(月の資源利用に関する専門家)
パネラー 春山純一(月惑星科学の専門家)
パネラー 出村裕英(月惑星科学の専門家)
コーディネータ 川勝康弘(月探査機の専門家)


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