観測のしかたのページで、太陽をみるための日食グラスなどをご紹介しましたが、「お金を出して買うのがもったいない」「どこで売っているかわからない」「買い忘れた」というようなことはよくあることです。 ここでは、そんなときに、身近にある素材を使って手軽に太陽を観測できる、ピンホールカメラ作りをご紹介します。夏休みの自由研究にもいいかも知れません。もちろん日食の太陽だけではなく、通常の太陽も映せます。
製作方法出典: 明石市立天文科学館
1. 1つの紙コップの底を、サインペンで黒く塗ります。
2. この、底を黒く塗った紙コップの真ん中に、千枚通し、あるいはコンパスの針などのように小さな穴が開けられるものを使って、穴を開けます。手を刺さないように注意して下さい。
3. もう1つの紙コップの底をはさみを使って切り抜きます。
4. トレーシングペーパーを、紙コップの直径よりも少し大きめに切り取ります。
5. このトレーシングペーパーを輪ゴムで止めたあと、テープで固定します。
6. 黒い画用紙を丸めます。筒が長くなるように巻きます。丸めたら輪ゴムで止めます。巻く大きさはコップの直径くらいにします。
7. 両側からコップを差し込んでできあがり!
製作指導: 井上毅 (明石市立天文科学館)