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Planet Journey 月と土星へ2004
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vol.6 (村木祐介)
様々な分野の方々に同じテーマで語ってもらう、リレーコラム。どんな話が飛び出すんでしょうか! 月探査情報ステーションとDSPACE、交互に掲載します。
2004.08.19UP
土星・月旅行に行けるなら、僕は土星や月の見所・景勝地が載っている写真入りの「ガイドブック」をもっていきたいですね。もしなければ、自分が旅行記者になったつもりで作成してみたいです。
僕は普段から旅行では景色を見るのが大好きで、景勝地を訪れるたび、世の中で一番美しいものはやっぱり自然の中にあるなぁと思ってしまいます。現在、土星探査機カッシーニが、次々と新しい写真送ってきてくれていますが、本当に美しく興味深いものばかりです。宇宙船の中でガイドブックを片手に、せまりくるさまざまなリングや興味深い衛星の鑑賞ポイントを一つも逃さず楽しみたいと思います。
一方、月では周回するだけでなく、着陸して旅行が行えるのでまた違った景勝地めぐりを楽しめると思います。アポロ計画での写真を集めた「フル・ムーン」という写真集を持っているのですが、これまた美しい写真ばかりで目を見張ります。そうした景色だけでなく、アポロ11号が着地した場所だとか、歴史的な探査ポイントを訪ねる史跡めぐりも旅行の目玉になるでしょうね。
僕は子ども達に望遠鏡を使って星空を見せるボランティア活動をしていますが、その際にも月や土星は1、2を争う人気天体です。そんな魅力的な月や土星を子ども達がガイドブック片手に旅行する、そんな時代がいつか来ることを期待したいです。自分の孫は連れて行けるかな?
村木祐介さん
IDC Robocon 2003年大会に、三菱電機オープン参加選手として活躍。学生団体の
SPlead
(スプレッド)代表。地元の青少年科学館で天文指導員を行うなど、宇宙関連の学生活動を盛んに行っている。
次に登場していただくのは、白尾元理さんです。地質・天体写真家で、サイエンスライターの白尾さんが、持って行きたいものとは?
vol.7