全文検索 総合案内 サイトマップ
> 月を知ろう > 月に関する研究発表 > 研究発表 > 1998年度シンポジウム > SELENE計画 > 宇科連97 > アブストラクト
月を知ろう

月に関する研究発表
1998年度シンポジウム

SELENE月着陸ミッションにおける航法制御

発表概要

 現在、2003年の打ち上げを目標に月探査周回衛星(SELENE)計画がNASDA/ISAS協調の元進められている。本論文ではこのSELENEにおける周回衛星バスシステムに対する地上試験、特に月面軟着陸に関する技術課題解明のための試験についてその構想を報告する。
 月面軟着陸およびそれに引き続く月面上でのミッション達成のため、SELENEには現在まで周回衛星開発で蓄積されてきた技術以外の課題が存在する。例としては、急減速を伴う月面上への動力降下、確実な軟着陸のための誘導制御、効果的な衝撃吸収法、月面環境(熱環境、レゴリスの影響等)である。
 本論文ではこれらの技術課題に対して必要かつ効果的と考えられる地上試験法の現状構想について報告する。

▲このページのトップへ