ルナ・グローブ計画 探査の概要
ルナ・グローブ計画はロシアが中心となって開発が行われる月探査計画で、月内部の構造や資源探査を目的としています。
探査機は、まず月の周回軌道から探査を行う周回機、ペネトレーターと呼ばれる月面に打ち込む槍型の探査装置、そして探査機を月軌道に投入する推進装置の、大きく3つの部分によって構成されます。
なお、搭載されるペネトレーターは、中止された日本の月探査機LUNAR-Aのために、JAXA宇宙科学研究所で開発されたペネトレーターが使用される予定もありましたが、ペネトレーターの完成のタイミングと、探査機構成決定のタイミングが合わず、ルナ・グローブ探査機への搭載は見送られました。宇宙科学研究所では、将来の同様の探査機への搭載を目指しています。
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