ルナ・グローブ計画 科学機器
ルナ・グローブに搭載される科学機器のうち、主なものについてご紹介します。
- ■赤外線図分光計(IR mapping spectrometer)
- 1.4〜3.6マイクロメートルのスペクトル領域で、月面の水の存在を探査します。ロシア科学アカデミー宇宙科学研究所(IKI RAS)とイタリアの宇宙物理学研究所・惑星間空間物理学研究所(IFSI INAF)の共同で実施されます。
- ■超高エネルギー宇宙線検出計(LORD: Lunar Orbital Radio Detector)
- 宇宙の大きな謎の一つ、超高エネルギー宇宙線を検出するための装置です。月を通過する際に減衰した宇宙線を捕らえることを目指しています。
- ■ペネトレーター
- 月の表面にペネトレーターと呼ばれる槍型の観測機器を打ち込み、月の地震や熱流量を観測します。
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