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編集長倉敷講演・2010冬 (その4)
〜倉敷科学センター講演会(その2)〜

2010年12月18日の倉敷科学センターでの講演の模様、続きです。


今回の講演は、「いまから教えて!はやぶさ入門」というお題。教えて、というからには、多くの方からのご質問にお応えしなければなりません。そのため、事前に会場の方、あるいは来場された方からお受けしたご質問をもとに、それに答える形での講演となりました。写真は、質問を読む三島さん(右)と私(左)です。
質問といいましても、必ずしも科学的なものばかりではなく、当時ミッションに関わっていた私自身の思いを尋ねるものもありました。こちらもそのうちの1つ。答えは…
ご質問にいろいろお答えしているのですが、その内容は…実は、倉敷科学センターのこのページで、回答をご覧いただけます。URLがちゃんとterakinになっているところはさすが三島さん!
今回の講演会場は、プラネタリウムのドームの中です。普通、プラネタリウムですとドームの映像をみるので、観客席は上を見る方向につけられています。ですが、さすがに私は宙づりで講演できませんので、いちばん下でしゃべっています。そうなると、スライドは上、私は下ということで、ちょっと変わった風景を見ることができます。
会場は次第に盛り上がってまいりまして、お客様からも続々とご質問が入ります。「はやぶさ」の講演で感じるのは、特に子どもたちの関心の高さ。今回もお子さんが質問に立っています。
私の信条は、「子どもだからといって『子供だまし』をしてはいけない」。未来を担う子どもたちだから、正確な情報を、でもやさしく伝えていく。そういうときには、この月探査情報ステーション、そして私が長年行ってきた広報活動での経験がフル動員されます。大変ではありますが、楽しいひとときです。
講演終了後は、お客様が大勢下まで降りて、さながら大サイン会の様相を呈しました。まぁ、みて下さい。このすごいお客様の数。私がどこにいるかわからないくらいたくさんの方が、講演が終わってもずっと待って下さっています。
多くの方が「サインを…」ということで、サインをしてきました。本をお持ちの方、グッズにサインをお願いする方、中には「これしかなくて」とメモ紙を出される方、さまざまでしたが、皆様の大切な思いが詰まっているもの、1つ1つていねいにサインをしてまいりました。さらには握手も…講演が終わっても、お客様とのふれあいの時間は、長く、長く続きました。


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