「はやぶさ」といえば、「あのドリンク」を忘れることができません(…と言っているのは私だけかも知れませんが)。そう、リポビタンDです。試しに、グーグルの検索で「探査機はやぶさ」と入れてみて下さい。検索候補には「探査機はやぶさ リポビタンD」という文字が現れるはずです。 これは、2005年11月末、「はやぶさ」が小惑星イトカワへのタッチダウンを行う際、その実況を行っていた私たちのブログの写真上に、リポビタンDの空き瓶が次々に「増殖」するという現象が発生したためです。もちろん、それは徹夜でのブログ執筆に備えて私たちが飲みまくっていたわけですが、その写真を見た国内外の人たちが、その空き瓶で盛り上がり、以後、リポビタンDがいわば宇宙探査の「公式ドリンク」の地位を得るようになったのです。 さて、リポビタンDを製造している大正製薬さんは、そのための工場を国内に2つ持っています。そのうち1つが岡山県にある、という情報を入手。早速、三島さんにご手配を依頼し、工場見学へといざ出発することにしました。 以下、その工場見学の顛末記であります。 ※なお、工場見学は申し込めば一般の方も可能です。ご興味を抱かれた方は、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。 ※リポビタンDの服用は、「15歳以上、1日1本」です。用法用量を正しく守ってお飲み下さい。
なお、大正製薬ウェブサイト内の「リポビタンD博物館」から、「リポD工場館」を選びますと、バーチャル工場見学のコーナーがあります。なかなか工場は遠い、という方も、ぜひご覧いただいて、工場見学の雰囲気を感じてみられてはいかがでしょうか。 また、東日本では埼玉県羽生市にある羽生工場でリポビタンDが作られています。 今回の工場見学では、工場長をはじめ、工場の皆様にお世話になりました。ありがとうございました。