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日本惑星科学会秋季大会(2010) (その2)
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〜日本惑星科学会秋季大会(2010)〜 (その2)
日本惑星科学会2010年秋期大会の模様の続きです。
セッションとセッションの合間の休憩時間には、ポスターセッションの会場にも多くの人たちが訪れ、議論を交わしていました。議論の合間にも議論、というのが学会といえるでしょう。
さて、すべてのセッションが終わり、夕方。外がすっかり暗くなると、ポスターセッションのコアタイムの始まりです。コアタイムとは、ポスターの発表者が必ず前に立って説明しなければならない時間。逆にいえば、興味がある発表ならじっくりと議論ができる時間でもあります。そして、じっくりと議論するためには…
アルコールは人を雄弁にさせる、といいますが(?)、ビールを片手にすると、議論もさらに盛り上がります。紹介する方も聞く方も、ビールを手に熱いトークとなります。お酒の力もあり、初対面の人ともうち解けたり、学生さんが偉い先生と徹底的に議論する、なんてこともできます。
自分のポスターの前での記念写真。半袖のシャツを着ていますが、10月とはいえ、名古屋はまだまだ暑い日が続いていましたし、熱い学会には半袖くらいがちょうどよかったと思います。
夜道をレストランへと向かう人の列。2日目、学会の懇親会が学内のレストランで開催されました。実はこのレストラン、かつて学生時代によくお昼ごはんを食べにいった場所に建てられています。すっかりきれいになった建物に、少し時代を感じます。
料理やお酒が並べられたテーブルを前に、多くの人たちが集まっています。懇親会は、同じ惑星科学の研究をしている人たちが久々に集い、近況を語りつつ楽しい時間を過ごす場です。この夜も、グラスを片手に多くの人たちが、近況を、研究の状況を、あるいは…と、様々なことを語り合っていました。
この懇親会の席で供された、名古屋大学の地ビール。いまや大学が地ビールまで作るようになったんですね…びっくりであります。ちなみに、この地ビールを作っているのは、岐阜県中津川市にある
博石館
なのですが、ここは私が地球科学科(現在の地球惑星科学科)に所属していた頃、巡検で訪ねたこともある、懐かしい場所です。
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