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〜日本惑星科学会秋季大会(2010)〜 (その1)

2010年10月4〜6日、名古屋市の名古屋大学において、日本惑星科学会の秋季大会が開催されました。
日本で月・惑星探査や月・惑星に関する研究を行っている研究者が一堂に会する大会です。編集長も発表してまいりました。その様子をご紹介します。

■参考リンク

名古屋大学のシンボルといえば、豊田講堂。大学のちょうど中央部にあり、丘の上から大学を見下ろしています。私は1987年から1991年まで、4年間の大学生活をこの名古屋大学で過ごしました。20年前と変わらない風景がそこにありました。
しかし、20年前とは大きく変わったところもあります。なんといっても大学の中に地下鉄の駅ができているのです。私が大学生だった頃は本山駅から15分ほど歩いてきたので、大学の中の駅というのは私にとっては時代を感じさせるものでした。
私が学部4年生の研究生活を送っていたのは、理学部の通称「E館」と呼ばれる建物です。建物はいまもありましたが、耐震補強のため外観は少し変わっていました。さらに驚いたのは、1階に喫茶店が入っていること。私たちの時代には想像もできませんでした。
この理学部E館を通り過ぎ、理学部本部の下をくぐって少し歩くと、学会の会場である野依記念学術交流館があります。野依とは、もちろん、ノーベル化学賞を受賞した野依良治氏のこと。野依氏もまた名古屋大学で研究生活を送っていました。
野依記念学術交流館前の案内看板。
初日午前中の会場1階の様子です。ここは、ポスターセッションのためのポスターを貼る場所ですが、まだほとんど貼られていません。写真の中程に1枚だけ張られているポスターは、私の発表です。
一方、講演会場の方では初日から熱い議論が交わされていました。ここはその講演会場に入る入口です。
私のポスターのアップ。このように、発表する内容を紙にまとめて貼っておくと、本人がいなくてもその内容を知ることができます。もちろん本人がいれば、さらに質問したり議論したりもできます。



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