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編集長が行く 
〜宙博2010〜 (その1)

空と宇宙への探求が、あらゆる科学技術の根源…
宇宙を中心に、人類が目指す新しい科学技術を紹介するイベント「宙博2010」(そらはく) が、2010年の10月29日(金)〜31日(日)、東京・北の丸の科学技術館で開催されました。
会期のど真ん中に台風が直撃するという天気に見舞われたにもかかわらず、3日間の入場者合計はなんと31,627名にも達し、改めて皆様の宇宙、さらには科学技術への関心の高さを伺わせることとなりました。
この宙博では、私も「はやぶさ」に関するイベントに出演してまいりました。そこで、「その1」(このページ)では私が出演したイベントを中心に、「その2」では宙博全体の模様を中心にお届けします。

■参考リンク

東京の都心、皇居の北側に位置する北の丸。都心の中でもひときわ緑の多いこの一角に科学技術館があります。29日、技術館の入口の宙博の看板です。
私も小さい頃、家族連れで、あるいは社会科見学で、この科学技術館を何度も訪れました。そのときと同じ、白の外壁に「宙博2010」の青い看板が映えます。写真には写っていませんが、このときには多くの修学旅行、あるいは社会科見学の小学生たちがバスから降り、宙博へ入るのを待っていました。
入口を入ってすぐ右手にあるおみやげ物屋さんをのぞいてみます。さすが宙博開催中とあって、宇宙関係のおみやげ物が目立ちます。とりわけ多かったのが「はやぶさ」関連グッズ。この写真には、本、パズル、クリアファイルなど、たくさんの「はやぶさ」グッズが並んでいます。
でも忘れてはならないのが、金星へ向かった工学実証衛星「イカロス」のグッズ。イカロス君も、そのほのぼのとした雰囲気が多くの方にうけているようで、このグッズ(携帯ストラップ)も人気のようでした。
イベント前の会場の様子。イベントが行われたのは、会場の真ん中辺にあるステージ。しかし、イベント20分前にはもう席は完全に埋まっており、席の後ろにはさらに立ち見の人垣が何重にも囲んでいました。イベントに出てくる私がびっくりするくらいです。
このイベント会場の後ろに、自由に落書き(というより、寄せ書き)ができるボードがありました。ちょうどホワイトボードみたいになっていて、カラフルな字や絵を描くことができるようになっています。子どもたちが結構いろいろと描いているみたいでした。
ライブステージ『「はやぶさ」 ~管制室と回収チームの秘話~ 』の模様です。左が的川泰宣・JAXA名誉教授、真ん中をはさんで2人座っているうち、左側が並木道義・JAXA特任担当役、右が私、という順番です。的川先生が帽子をかぶっていらっしゃいますが、これは実は、当日頭皮の病気ということで、その保護のためだったのです。[撮影: 青木満]
並木さんは「はやぶさ」カプセル回収部隊の一員としてオーストラリアに向かいました。私は「はやぶさ」広報担当。そして的川先生はなんといってもJAXA(というよりは、宇宙研)の広報担当として長年にわたって科学探査を見つめていらした方。それぞれが経験した「はやぶさ」を語るトークが続きます。[撮影: 青木満]
すいません、編集長の特権にて、講演の際のドアップを1枚。もう少しひげを剃っておけばよかったですね(笑)。[撮影: 青木満]



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