その1: アルテミス計画前進! 世界の月探査

アルテミス1と満月(全体)
ケネディ宇宙センター39B射点に据え付けられたアルテミス1と、その上に輝く満月。2022/6/14撮影。

Photo: NASA/Cory Huston

アポロ計画から半世紀。人類をふたたび月へ送り込む試みが着実に前進しています。

アメリカを中心として、日本も参加する国際共同計画の有人月探査計画「アルテミス計画」。
いよいよ、その1号機となる「アルテミス1」が、8月29日に打ち上げられる予定です。そして2024年には人間を乗せた2号機、2025年についに3号機が打ち上げられ、月面へと人が送り届けられる予定です。

そして、アルテミス計画を軸として、世界中で月探査計画が次々に発表されています。それも、国家だけではなく、民間企業による月探査、月輸送計画も立案されています。
将来的には、単に月に人類が赴くだけではなく、そこに滞在し、いまの国際宇宙ステーションのように常時月に人類が滞在する…そのようなことも考えられています。そしてその中には日本人も加わる可能性が極めて高くなっています。

いまなぜ、月なのか。
アルテミス計画とはどのような計画なのか。
世界ではどのような(無人の)月探査が進んでいるのか。
月探査といえば月探査情報ステーション。圧倒的な情報力とわかりやすさで、今の世界の月探査をお伝えしています。

ぜひ月探査情報ステーションで、人類の月への歩みを知ってみましょう。

調べてみよう!

  • アルテミス計画、そしてアルテミス1はどのようなものか?
    月にふたたび人類を立たせるまでに合計3回の打ち上げが予定されているアルテミス計画。どのような計画なのか、どのようなロケット・宇宙船が使われるのでしょうか。
  • なぜいま、ふたたび月なのか?
    アポロ計画から50年以上。今になってなぜ、人類はふたたび月を目指し始めてるのでしょうか。そこには、月をめぐる様々な事情が隠されています。月の水の存在やロケットの進歩など、「なぜいま月なのか」を調べてみましょう。
  • 世界の月探査計画
    アルテミス計画に限らず、無人の月探査計画がいま、世界各国で進められています。その中にはこれまで月探査、さらには宇宙探査とも縁がなかった国も含まれます。さらには民間企業による月探査・月輸送計画も進められています。これから先どのような月探査計画があるのか、そしてそれらの目的は何か、調べてみましょう。

参考になるページ・書籍

アルテミス計画を含め、月探査計画は常に計画が変更されています。また、月探査情報ステーションも内容を常に更新、さらには増強しています。調べる際には必ず最新の情報であるかどうかを確認して下さい。

  • 月探査 (月探査情報ステーション)
    なんといっても「月探査」情報ステーションの月探査のページは、月探査を調べる入口として最適でしょう。過去・現在・未来の月探査についての情報をまとめています。個別の探査についてはここを入口に調べていくのがよいでしょう。
  • アルテミス計画 (月探査情報ステーション)
    月探査情報ステーションの「アルテミス計画」についての解説ページです。情報は随時更新・強化されていきますので、ぜひここを手がかりにアルテミス計画について調べてみてください。
  • Q&A「月に住む・月で暮らす」 (月探査情報ステーション)
    月探査情報ステーションのQ&Aコーナーには、将来の月探査や月面基地などについての質問とその答えがたくさん掲載されています。月にどのような資源があるのか、また月に人が住む場合にどのような問題が出てくるのかを詳細に解説しています。