月食の仕組み
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   月食と満ち欠けの違い

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  月食の種類

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 地球からみて、太陽と反対側に月があると、月の全面に光があたるので満月になります。
 ところが、ときにはときには太陽、地球、月が一直線にならんでしまうことがあります。
 すると、月が太陽の光りをさえぎっている地球の影の中に入ってしまい、光があたらなくなります。
 その時月食がおこるのです。
 

 

 月食には「皆既月食」「部分月食」「半影月食」の3種類あります。
 右上の緑のをクリックすると月が動きます。

 

月食は必ず満月の時におこります。
日食とは違い、月食の起こる時刻は月の見えるところなら世界中
どこでも同じ時刻にみることができます。

月食を見る機会は意外に多くあり、日本では平均して5年間に4回程度
月食が見られます。

地球の影には 本影と半影があります。
月が本影を通過するときに、皆既または部分月食がおきます。
また、半影を通過する時には
半影月食がおきます。

            月食の種類の詳しい説明→

月は、星座を形作る星(恒星)や太陽のように自分で光を出している天体ではなく、
太陽の光りを反射して輝いている天体です。
 そのため、地球、月、太陽の位置関係によって光の当たり方がかわり、
それにより満月になったり半月になったりします。これが月の満ち欠けです。

 これに対して月食は、月食の起こり方のところでも説明したように、
月にあたっている太陽の光が地球によって遮られることでおこる現象です。

           

 

皆既月食

地球の影の中に月がすっぽりと入ってしまう状態。
影の中なのに月が赤く見えるのは、
地球の空気で折り曲げられた太陽の光りが、影の中に回り込んでいるためです。
部分月食

月が地球の影に一部だけ入っている状態。

半影月食

半影の中に月が入っている状態。
月が欠けているのは肉眼ではほとんど
わかりません。