全文検索 総合案内 サイトマップ
> 月を知ろう > 月の雑学 > 第3話 人類は月に行っていない!? > 月面の星条旗が旗めいている?
月を知ろう

月の雑学
第3話 人類は月に行っていない!?
疑惑
宇宙飛行士たちが星条旗を立てようとしているとき、旗は旗めいている。これは月面のセットの中で風が起きてしまったためだ。真空では旗は旗めかないはずだ。
月面の「旗めく」写真 (AS11-40-5874)
よく言われる「旗めく星条旗」の写真。アポロ11号でオルドリン宇宙飛行士が旗の前に立っている。
Photo by NASA, 写真番号 AS11-40-5874, 出典: http://spaceflight.nasa.gov/gallery/images/apollo/apollo11/html/as11_40_5874.html
写真をクリックするとより大きな写真が表示されます(サイズ: 1.13MB)

真実
もちろん、真空中でも旗は旗めきます。この宇宙飛行士と旗を撮影した映像では、宇宙飛行士は旗をしっかりと立たせようとして、旗を支えているポールを回しています。旗はポールの端の方につけられていて、このポールの上の方から突き出している別のポールによって支えられているような構造になっています。真空であろうとなかろうと、垂直に立っているポールを回せば、旗は「旗めく」はずです。なぜなら、旗は先頭にくっついているからです。先頭の部分が最初に動いて、それから旗の布の部分がそれに伴って波立って動いていきます。空気が旗を揺らしているのではありません。旗そのものが動いているのです。

(追記)宇宙飛行士が旗の脇に立っているのに、旗が波打っているような写真があります。宇宙飛行士は旗に触っていないのに、なぜ旗が波打っているのでしょう?
答え…旗は波打っていないのです。そういう風にみえるのは、旗が設置された方法の問題なのです。旗は水平に伸びた棒から吊るされていて、この棒は、垂直に立てられたポールにしっかりとはめ込まれています。アポロ11号では、宇宙飛行士たちはこの棒を完全に伸ばすことができず、旗は完全に伸びきっていない状態でした。ちょうど、完全に締め切っていないカーテンがそうであるように、旗に波模様ができてしまったのです。以後の探査では、宇宙飛行士たちはわざと旗を伸ばさなかったのです。なぜなら、その方が格好がよかったからです。言い換えると、旗がはためいているのは、宇宙飛行士達がそうみえるようにしたかったから、ということになります。皮肉なことに、彼らが完璧に仕事を遂行したために、多くの人が旗がはためいているとだまされてしまったということなのです。

この説明はNASAのSpaceflight web pageからとったものです(訳注: リンクは英語で書かれたページにジャンプします)。もちろん、疑念を持っている人は信じないでしょうね。なぜなら、それはNASAのサイトから引用したものですから。しかし、このサイトではなぜ、旗がそのようにみえたのかをちゃんと説明していますし、旗めいているビデオを見て困ってしまうでしょう。それに、もし、NASAの連中がでっち上げたセットの中で、旗が風で動いてしまったとしたら、なぜそのディレクターはもう一度撮ろうとしたと、思わないんでしょう? うそを作り上げるお金で、フィルム代ぐらい十分まかなえるんですから。

(追記)もう1つ。もし旗が風で動いているのだとしたら、なぜ周りのちりも吹き飛ばされないんでしょう?

(訳注)この旗が動く謎については、Q&Aコーナーでも解説しています。


 「月の雑学 第3話」は、「日本の衛星(セレーネ)が月に行けば、アポロの着陸船を見つけられるはず」「まとめ」を除き、Phil Plait氏によるサイト"Bad Astronomy"内にある、"Fox TV and the Apollo Moon Hoax"の内容をもとにしています。 「月の雑学 第3話」を作るにあたり、翻訳及び内容の使用を快諾していただいたPhil Plait氏、及びサイトの内容をご紹介いただいた、MITの石橋和紀さんに感謝いたします。
 なお、「月の雑学 第3話」の内容につきましては、Phil Plait氏は責任を持ちません。記述内容についてはあくまで、月探査情報ステーション主催者が責任を負うものとします。

<< 前へ 次へ >>

▲このページのトップへ