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> 月を知ろう > 月の雑学 > 第3話 人類は月に行っていない!? > 着陸船の回りに、噴射で吹き飛ばされるはずのちりが漂っている。
月を知ろう

月の雑学
第3話 人類は月に行っていない!?
疑惑
着陸船の周りの地面には、ちりが噴射で吹き飛ばされずに残っている。ロケット噴射で、着陸点近辺のちりは完全に吹き飛ばされるはずなのに、着陸船からほんの数メートル先には、宇宙飛行士の足跡がくっきり残る程のちりが、まだ地面に残っている。 (本当に着陸船が月面に着陸したのなら) そんな足跡が残る程のちりが、着陸船の近くに吹き飛ばされずに残っているはずがない。これは、明らかに、NASAが月面着陸シーンをでっちあげたときに、へまをやらかしたのだ。
真実
もう一度いいますが、月の奇妙な環境がなせる業なのです。ちょっと想像してみましょう。小麦粉が入った袋を台所に床にぶちまけたとしましょう(子供たちへ…このじっけんをやるときにはまわりの大人にそうだんしてね)。さて、この小麦粉の山に向けて屈み込んで、それから息をゆっくり深く吸って、できるだけ強く吹いてみましょう。ぷーっ!! …粉はあちこちに飛んでいきます。なぜ? あなたの息が持っていた運動量が粉に移って、粉を動かしたのです。でも、注意してほしいのは、粉はぶわっと吹きとばされて、そして、その後にはもわもわっと煙のように空気中に漂いますね。そして、もしもっと強い息を粉に吹きかけたとすると、粉はもっと激しくばぁっと渦をまきながら、かなり遠くまで吹き飛んでいきます。実際に息が届く距離よりももっと遠くまで、粉は飛んでいってしまいます。

この空気のある地球上での常識が、月面着陸疑惑を引き起こす種なのです。私たちはいつも、空気中でものを吹き飛ばすことに慣れています。つまり、息によって空気そのものが動かされて、そしてその空気が、さらにより多くの空気分子を動かしていき、その積み重ねで大きな体積の空気に影響を与えてしまいます。それゆえに、地球上であれば、軽く息を吹いただけでも、粉を数十センチメートルくらいは吹きとばす事ができます、実際の息による圧力は、それほど遠くまで届いていないのにもかかわらず。そして、今度は空気のない月面を考えてみましょう。ロケットの噴射によって吹き飛ばされるちりは (思い出してくださいね。月着陸船のロケット噴射は、思っている程強くなかったんですよ)、 真空中では実際に噴射ガスそのものに触れたちりのみで、噴射ガスと接触しないちりには影響がありません。あるいは、その吹き飛ばされたちりに当っ た別のちりもちょっとは混じっているでしょう。結局のところ、ロケットの真下、あるいはその近辺にあったちりだけが、噴射によって吹きとばされたというわけです。着陸船からすこし離れたところのちりには、まったく影響がなかったはずです。逆に、皮肉にも着陸場所の周りのちりは、おそらく着陸前よりは厚くなったはずです。なぜなら、ロケット噴射で吹き飛ばされたちりが、周りにたまったからです。


 「月の雑学 第3話」は、「日本の衛星(セレーネ)が月に行けば、アポロの着陸船を見つけられるはず」「まとめ」を除き、Phil Plait氏によるサイト"Bad Astronomy"内にある、"Fox TV and the Apollo Moon Hoax"の内容をもとにしています。 「月の雑学 第3話」を作るにあたり、翻訳及び内容の使用を快諾していただいたPhil Plait氏、及びサイトの内容をご紹介いただいた、MITの石橋和紀さんに感謝いたします。
 なお、「月の雑学 第3話」の内容につきましては、Phil Plait氏は責任を持ちません。記述内容についてはあくまで、月探査情報ステーション主催者が責任を負うものとします。

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