カッシーニ/ホイヘンス ギャラリー
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解説 カッシーニに搭載されている、可視・赤外線スペクトロメータが撮影した、タイタンの北極付近の巨大な雲です。
この画像は、約9万キロの距離から2006年12月29日に撮影されました。この際、カッシーニ探査機はタイタンの縁を観測するように設定されていました。カッシーニの可視・赤外線スペクトロメータはタイタンの縁を撮影し、この雲を見つけました。雲は北緯62度まで広がっており、観測できる全ての緯度の領域を含むものです。
タイタンの大気循環モデルから、このような雲の存在は予想されてはいました。しかし、これまでこのように詳細に観測されたことはありませんでした。最近レーダにより発見された湖を満たす液体が、この雲の起源と考えられています。
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