解説 2004年6月30日の土星周回軌道投入のすぐ後、カッシーニが送ってきた衛星ミマス(直径398キロ)の写真です。衛星の上部には巨大なクレーターがみえますが、このクレーターは「ハーシェル」(Herschel)と名付けられており、直径が130キロメートル、深さが10キロメートルにも及びます。
この写真は2004年7月3日にカッシーニ搭載の狭角カメラで撮影され、このときの衛星ミマスとの距離は約170万キロでした。位相角は102度です。解像度は1ピクセルあたり10メートルになります。衛星がよく見えるように、この写真は拡大してあります。
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