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マーズ・サイエンス・ラボラトリー
ローバー「キュリオシティ」 の概要

■第3世代のローバーは、史上最大のローバ
マーズ・サイエンス・ラボラトリーは、ローバーによる火星探査計画です。そのローバーには、「キュリオシティ」(英語で「好奇心」の意味)という愛称がつけられています。
今回のローバー「キュリオシティ」は、これまで火星に送られたローバーの中で最大のものです。大きさは長さ3メートル(ただしロボットアームは含まない)、幅2.7メートル、高さ2.2メートルという大きさで、重量は899キログラムにも達します。この大きさはさながら小型乗用車並みです。マーズ・エクスプロレーション・ローバーと比較するとその大きさは一目瞭然です。
この大きなローバーには、科学機器が合計10個搭載されています。
車輪は6輪で、これまで火星への着陸を果たしたマーズ・パスファインダー、及びマーズ・サイエンス・ラボラトリーと同じですが、その仕組みを受け継ぎつつ、より強化された内容となっています。

■公募で命名された「キュリオシティ」
今回ローバーにつけられた愛称「キュリオシティ」は、全米から公募された名前です。2008年の終わりから2009年初頭にかけて実施された命名キャンペーンに応募した、全米の5歳から18歳までの9000人の子供たちの応募の中から、小学校6年生(12歳)のクララ・マーさんの提案「キュリオシティ」が採用されたのです。


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