マーズ・サイエンス・ラボラトリー マーズ・エクスプロレーション・ローバーとの比較
今回のローバーがいかに大きいかを示すため、ここでは、2004年に火星に到着したマーズ・エクスプロレーション・ローバー(スピリット、オポチュニティの2台。両方とも同じ形)と比較してみることにしましょう。
比較内容 |
マーズ・サイエンス・ラボラトリー |
マーズ・エクスプロレーション・ローバー |
台数 |
1台 |
2台 |
熱シールド |
4.5メートル |
2.65メートル |
基本探査期間 |
1火星年(98週間) |
90火星日(13週間) |
重量 |
899キログラム |
170キログラム |
長さ |
3メートル |
1.6メートル |
幅 |
2.7メートル |
2.3メートル |
高さ |
2.2メートル |
1.5メートル |
ロボットアームの長さ |
2.1メートル |
0.8メートル |
ロボットアームの機能 |
先端に2つの測定機器を装備、粉状の資料を採集し、内部の分析装置へと送り込む。また岩を磨く機能を持つ。 |
3つの分析装置を装備。表面の岩を取り除き、岩を磨く機能を持つ。 |
火星への着陸方法 |
誘導着陸、クレーン方式 |
弾道着陸(誘導なし)、エアバッグ方式 |
着陸点の予想幅 |
25キロメートル |
80キロメートル |
動力源 |
原子力電池 (1火星日あたり出力2700ワット) |
太陽電池 (1火星日あたり出力1000ワット以下) |
内蔵コンピューター |
冗長系搭載、クロック200メガヘルツ、メモリー250メガバイト、フラッシュメモリー2ギガバイト |
1つのみ、クロック20メガヘルツ、メモリー128メガバイト、フラッシュメモリー256メガバイト |
|