FTBの試験は、FTBがより確実に飛行できるようにするための(確実性向上)試験と、月軟着陸技術の研究に使う基礎的なデータを得るための実験の、2つに分けられます。
確実性向上のための試験は3つの内容からなります。
- FTBが飛行する領域で、FTBと地上の通信装置とが問題なく通信できることを確かめる試験(ヘリコプタ懸吊飛行試験)
- FTBに万一のことがあっても墜落しないよう、安全索でクレーンから吊るした状態で、正常に飛行できることを確認する試験(テザー試験)
- 送風機により横風を与えた状態で、FTBの安定性を確かめる試験(耐風性能確認試験)
また、基礎的なデータを得る実験として、月軟着陸技術の研究で使用する、ステレオ画像などのデータの取得があります。
実験の詳細につきましては、こちらをご覧ください。(PDFファイル、サイズ=352KB)
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