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当日の写真
宇宙科学技術連合講演会: 宇宙を楽しむ市民シンポジウム
当日の写真
ここでは、当日の模様を、写真で振り返ってみることにしましょう。
今回の会場となった、京都市青少年科学センターです。京都市の南、名神高速の脇にあります。朝、まだお客様が誰もいない場所での記念写真です。いい天気でした。
会場の受付です。光が反射してちょっと見にくいですが、窓ガラスのところには、今回のポスターが貼ってあります。
会場は、青少年科学センターの大きなホールです。入口からちょっと中をのぞいてみました。日曜日の朝という時間にもかかわらず、多くの方がいらしていることがわかります。
いよいよイベント開始です。会場向かって右側に、講師の吉川先生(JAXA)と山川先生(京大)が、左側には進行役として寺薗がおります。いまは、会場での開会のご挨拶です。
3人が前のテーブルに着席して、いよいよイベント開始です。
最初は、吉川先生による「はやぶさ」探査の全容に関する説明です。「はやぶさ」の打ち上げから着陸、そして帰還にわたる全般の様子を説明していただきました。
ここで、吉川先生と私が手に持っているのは、「はやぶさ」の探査データを元にした、小惑星イトカワの模型です。2つありますが、私が持っている方がもともと最初に写真を元にして作ったもの。吉川先生が持っていらっしゃるものが、その後探査データから詳細に作り上げた、より精密な模型です。
引き続いて山川先生の講演です。山川先生はかつて宇宙科学研究所(いまのJAXA宇宙科学研究本部)にもいらして、私たち3人は実は一緒になって「はやぶさ」の研究を行ってきました。その頃の話などは、私にとっても懐かしいものでした。
「はやぶさ」は、その波瀾万丈の冒険で、様々な感動を多くの人に与えました。そして、それがいろいろな形で広まっています。「はやぶさ」プロジェクトチームに送られた、すばらしい栄養ドリンクの解説。全て、細かいところまでしっかりとパロディになっているのがすばらしいところです。
お2人の講演が終わりまして、しばしの休憩時間となりました。先ほどのイトカワの模型で記念撮影ができるとあって、デジカメや携帯電話を持って前にやってくる人が目立ちました。また、講師に質問する人などもたくさんいらっしゃいました。
休憩が終わりますと、「はやぶさクイズ」の時間。「はやぶさ」に関連した三択クイズに、会場の皆さんで挑戦してもらいました。普通の方向けだからといってやさしい問題ばかりとは限りません。中には多くの方が外れて、会場がどよめく、というシーンもありました。
そして、イベントの最後を飾るのは、「はやぶさ」の映画「祈り」の上映です。今回は、この映画の製作に参加されていた吉川先生による生解説付きということで、映画の各シーンがどのような意味を持つのかがわかるという趣向つきでした。これは今回のイベントならではというところでしょう。
先ほどの小惑星イトカワの模型に加えて、いくつかの小惑星の模型を、吉川先生がお持ちになっていました。それらをずらっとテーブルに並べてみました。イベント終了後も、参加者の皆様が撮影を続けていました。
イベントが終了しても、講演者のまわりには、質問やサインを求める方が列を作っていました。またこうやって、来年もイベントを開催したいな、と関係者一同で思う次第であります。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
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