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イベント情報

宇宙科学技術連合講演会: 宇宙を楽しむ市民シンポジウム

小惑星探査機「はやぶさ」の物語

イベント内容

「はやぶさ」トーク
〜「はやぶさ」のすべてを語り尽くす〜
「はやぶさ」の開発が始まったときから、ずっと探査と共に歩んできた2人の科学者と技術者が、「はやぶさ」に対する思いを語り尽くします。JAXAで「はやぶさ」探査にずっと関わってこられた吉川真さん、そして同じく「はやぶさ」の芸術的といえる軌道を造り出した、京都大学の山川宏さん。
この2人なくして「はやぶさ」はなかったといえるキーパーソンのトークをぜひ、お聞きください。

「はやぶさ」ものしりクイズ
「はやぶさ」は新聞やテレビ、インターネットなどでいろいろ伝えられてきましたが、皆さんはどこまでご存じでしょうか。クイズで「はやぶさ」のことをもっとよく知ってみませんか? 誰もが知ってる(?)やさしい問題からハードな問題までを取り揃えてお待ちしています。問題は会場でその場で選ばれます。皆さんの挑戦をお待ちしています。

「はやぶさ」についての映画
イベントの最後は、「はやぶさ」に関する映画を上映して締めくくります。


トーク出演者紹介
吉川真 吉川真 (よしかわ まこと)
宇宙航空研究開発機構(JAXA) 宇宙科学研究本部(ISAS) 准教授。理学博士。1962年、栃木県栃木市生まれ。東京大学理学部天文学科卒業。同大学院卒業。日本学術振興会の特別研究員を経て、1991年からは郵政省通信総合研究所に勤務。1996年にはフランスのニース天文台に1年間派遣される。1998年に文部省宇宙科学研究所に異動。2003年10月からは、組織の統合により、現在に至る。
専門は天体力学。小惑星や彗星といった太陽系小天体の軌道解析が専門。現在は、人工衛星や惑星探査機などの軌道決定について研究も進めている。小惑星探査ミッション「はやぶさ」のプロジェクトサイエンティストであり、また「はやぶさ」後継ミッションの検討チームのリーダーを務めている。さらに、天体の地球衝突問題(スペースガード)にも関心を持って、研究や啓蒙活動を進めている。
山川宏 山川宏 (やまかわ ひろし)
1965年スイス生まれ、趣味はトレッキング。小学校から高校まで神奈川県茅ヶ崎市で育つ。東京大学大学院工学系研究科航空学専攻博士課程修了。宇宙科学研究所助手・助教授、宇宙航空研究開発機構助教授を経て、2006年から、京都大学生存圏研究所宇 宙圏航行システム工学分野教授、宇宙総合学研究ユニット副ユニット長、工学研究科 電気工学専攻/応用力学分野(協力講座)教授。博士(工学)。
専門は宇宙工学、人工衛星とロケットの軌道工学。磁気セイル宇宙機の研究開発に従 事。1993-1999年にかけて「はやぶさ」(MUSES-C)探査計画の立案に従事。 2000-2003年には「はやぶさ」を打ち上げたM-Vロケットの軌道計画と打ち上げ運用に 従事。2003年には小惑星1996WQ1が(8923)Yamakawaと命名。2000-2006年に日欧共同水星探査計画ベピ・コロンボの検討マネージャー・プロジェクトマネージャー。著書に、「京の宇宙学」(近代科学社、2009年、共著)。

パーソナリティ
寺薗淳也 寺薗淳也 (てらぞの じゅんや)
1967年東京都生まれ。東京大学大学院理学系研究科(博士課程)中退。宇宙開発事業団、宇宙航空研究開発機構、(財)日本宇宙フォーラムなどを経て、現在、会津大学先端情報科学研究センター助教。理学修士。
専門は惑星科学、情報科学。「月探査情報ステーション」(http://moon.jaxa.jp)の編集長を努め、月・惑星探査に関する普及・啓発活動を続けている。主な著書に、「最新・月の科学」(NHK出版、2008年。共著)、「イケナイ宇宙学」(楽工社、2009年、共訳)。


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