毎年5月、千葉市の幕張メッセで開催される日本地球惑星科学連合の学会は、日本でも最大級の地球惑星関連の学会です。 日本地球惑星科学連合は、日本地震学会や日本惑星科学会などをはじめとする、地球科学、惑星科学などに関連した48の学会(2010年3月現在)をまとめ上げている大きな連合体です。構成員は合計で7000人以上にも達します。 これだけ大きな連合体による学会ですので、その大きさは自ずと想像ができようかというものです。 今年は、東日本大震災の直後ということもあり、地震そのものの発表についても大きな注目が集まりましたが、私としては、やはり惑星科学、とりわけ、「はやぶさ」の回収カプセルについての発表がいちばんの注目でした。 私自身はなかなか多忙でこのところこの学会に行けなかったのですが、久々に今年は参加することにいたしました。以下、その記録です。