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〜宇宙科学技術連合講演会(静岡)〜 (その1)

毎年秋に開催される、宇宙技術に関する日本最大の学会が、宇宙科学技術講演会、略称「宇科連」です。
宇宙開発の進展や幅の広がりと共に、学会の規模、参加者もどんどん多くなり、2010年は約800人近い参加者を迎えることとなりました。
さて、2010年11月に開催された宇科連は、静岡市で開催されました。写真で、その模様を振り返ってみることにしましょう。


今回の宇科連の会場となった、グランシップ静岡です。静岡駅から東に1駅行った、東静岡の駅前です。そう、あの「ガンダム像」がある東静岡駅です。実際にはガンダム像は駅の北側、グランシップは南側ですので、いっぺんに写真に収めることはできません。
会場の入口には、学会を歓迎する看板が出ていました。大きな学会にはたいていあるものですが、こういう看板をみると、「ああ、学会に来たんだなぁ」という感慨を覚えます。
今回はバンダイさんが学会スポンサーになって下さったとのことで、会場入口には、ガンダムのプラモデル(「ガンプラ」)や、公開間近(当時)の映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の模型などが置いてありました。ちょっと学会というには不思議な雰囲気ではありますが、「ヤマト世代」が多い宇宙関係の学会にはまさにふさわしい入口であるといえましょう。
館内にあるグランシップの模型です。グラン「シップ」というのは実際に船をモチーフにした形の建物という意味で、実際にこのように、船の形をしているのがわかります。会場になったのは、その船の「艦橋」部分、高い建物のところです。
ここは静岡です。休憩室に置かれている飲み物も、お茶です。学会で疲れたときには、冷たい緑茶でリフレッシュです。
グランシップ10階の窓から眺めた日本平です。グランシップはこのあたりではいちばん高い建物なので、眺望を独り占めできます。眼下には静岡の街並みが広がっています。
今度は方向を変えて、富士山がみえる方へ。グランシップの中でいちばん大きな会議室の窓からは、真正面に富士山が望めます。晩秋の青空に、雪をかぶった富士山がくっきりと見える光景は、まさに静岡。そしてその下には東海道線、東海道新幹線の列車が往き来する様子が、まるで鉄道模型のようにみえています。



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