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キュリオシティのデータ解析から、火星がかつて生命に適していた環境であったことが判明

ちょうど9年前の今頃(2004年3月)には、NASAの火星ローバー「マーズ・エクスプロレーション・ローバー」のうちの1台、「オポチュニティ」が、火星に水の跡を発見するという偉業を成し遂げました。時代は流れ、9年後の3月に、またもや「偉業の3月」が訪れました。 先日、火星探査機「マーズ・サイエンス・ラボラトリー」(愛称「キュリオシティ」)が採集した岩石の分析が本格的に行われ、その結果、かつての火星の環境は、微生物が存在するのに適したものであったことが判明しました。 ...

嫦娥5号の打ち上げは2018年か?

このところ嫦娥5号に関する情報が相次いで中国から出てきていますが、新たに、打ち上げが2018年との情報が出てきました。 これは、現在開催中の全国人民代表者会議(全人代)の中で、嫦娥計画の副エンジニアである胡浩氏が発言したものです。中央人民広播電台・中国之声の報道を人民網日本語版が伝えています。 ...

2023-07-10T10:02:28+09:002013年3月12日(火)|嫦娥(じょうが), 嫦娥5号|

月サンプルリターン機嫦娥5号の帰還地点が判明

中国の月探査の勢いは目を見張るものがあります。今年、月着陸(及びローバー探査)を行う嫦娥3号が打ち上げられる予定ですが、すでにその先の先、嫦娥5号の開発も始まっています。 2017年に打ち上げられるとされている嫦娥5号は、無人のサンプルリターン機です。人民網日本語版では、この嫦娥5号の帰還サンプルの着陸地点を、中国北部の草原地帯であると伝えています。これは、嫦娥2号、3号をはじめとする中国の月探査機のチーフエンジニアである葉培建氏の発言を、新華社が報道したものとして伝えています。 ...

2023-07-10T10:02:28+09:002013年3月4日(月)|嫦娥(じょうが)|

世界初の民間宇宙旅行者が2018年の火星有人往復飛行を計画

2001年、世界ではじめて、自費で国際宇宙ステーションを訪れ、世界初の民間宇宙旅行者となったアメリカの起業家、デニス・チトー氏が、2018年に火星への有人往復飛行を行うと発表しました。このために財団「インスピレーション・マーズ財団」を設立し、実行に向けての準備を開始しています。 この計画では、打ち上げは2018年1月5日となっています。火星と地球との距離の関係により、約8ヶ月という短い期間で火星へ到達できるタイミングがやってくるとのことで、財団のウェブサイトによれば、次のこのような短期間で火星に到達できるタイミングがやってくるのは2031年とのことです。 ...

2023-07-10T10:02:28+09:002013年3月1日(金)|火星探査 (ブログ)|

嫦娥2号、地球から2000万キロメートルまで到達

月探査を終えたあと、深宇宙探査へ向かい、先ごろは小惑星トータティスの探査も行った嫦娥2合ですが、順調に「地球から離れて」いるようです。このほど、地球から2000万キロメートルの地点にまで到達したと、人民網日本語版が伝えています。なお、もとは人民日報の報道です。 記事では、今後の予定については書かれていませんが、打ち上げから2年半を経て探査機が順調な状態にあることが推定されます。おそらくは今後も、さらに遠くの深宇宙を目指して飛行し、将来の惑星探査に必要となる各種の技術やデータの取得を行うものとみられます。 ...

2023-07-10T10:02:28+09:002013年3月1日(金)|嫦娥2号|
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