火星表面に着陸したインサイト探査機の想像図

火星表面に着陸したインサイト探査機の想像図。手前の丸いものは地震計。(Photo: NASA/JPL-CALTECH)

火星の内部構造を探査するという、世界でもはじめてのミッションがインサイトです。地震計や熱流量計を利用し、火星の内部構造を探ることで、火星がどのようにできてきたのかを調べます。
打ち上げは2016年3月が予定されていましたが、搭載機器の不具合のため延期され、2018年5月5日に打ち上げられました。打ち上げは成功し、同年11月26日に火星に着陸しました。その後科学観測を実施し、火星の地震を捉えるなど、大きな科学的成果を残しました。太陽電池発電量が少なくなってきたことから、2022年12月、NASAはミッション終了を宣言しました。



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