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2001マーズ・オデッセイ  主な成果

2001マーズ・オデッセイが挙げた成果を順次掲載していきます。なお、解析などの状況によって内容が変わっていく場合もありますので、ご注意下さい。あくまでも日付が記されている時点でのまとめです。

(2004年8月25日づけのプレスリリースから)
  • ガンマ線スペクトロメータにより、火星南極域の地下に、大量の水素が存在することが確かめられました。おそらくこれは地下1メートル以内にある氷ではないかと考えられています。
  • 火星の夏の時期、北極の極冠が縮小した際、同様に大量の氷が極地域に存在していることを観測しました。
  • 赤外線による観測により、カンラン石という鉱物が火星に多く存在していることがわかりました。このことは、火星が極めて乾いた環境にあることを示すものです(カンラン石は水があると風化してしまいます)。
  • 火星の暖かい地域にある氷の量は大気との釣り合いが取れていないことから、火星はちょうど気候変動の途中にあるのではないかと推定されています。探査機により得られた画像などから、火星はちょうど氷河期を少しずつ抜けはじめている段階ではないかと考えられます。
  • 搭載している熱放射映像システムにより、最新の火星の全休地図が作成されました。地図は解像度約100メートルで火星全体をカバーしています。

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