全文検索 総合案内 サイトマップ
> 月・惑星へ > 月探査機 > 嫦娥計画 > トピックス
月・惑星へ

月探査機

嫦娥計画 トピックス

2007年10月24日更新
嫦娥1号の打ち上げは10月24日 (2007年10月24日10:30)
複数のメディア報道などの情報によると、嫦娥1号の打ち上げは本日10月24日の午後6時5分(現地時間。日本時間では午後7時5分)、四川省の西昌宇宙センターで実施されるとのことです。

嫦娥1号の打ち上げにJAXA関係者が立ち会い (2007年10月24日10:00)
嫦娥1号の打ち上げに際し、JAXA関係者が立ち会うことを、JAXAの立川理事長が明らかにしました。10月の定例記者会見における言及では、「中国は嫦娥という月周回衛星を10月下旬に打ち上げるとのことで、JAXAも招待されており、副理事長と専門家が行く予定にしております。」と述べています。
理事長定例記者会見(2007年10月) (JAXAメインサイト)
※この中の、「第58回国際宇宙会議(IAC)ハイデラバード大会の参加について」に上記文章があります。

この間のトピックスは掲載準備中です。

嫦娥1号の打ち上げ、2006〜2007年に (2004年8月17日)
一部メディアによりますと、中国の月探査計画「嫦娥計画」のうち、1号機となる周回機「嫦娥1号」の打ち上げが、2006年末から2007年はじめに予定されているとのことです。
この時期に設定されたのは、月へ達する軌道の関係と推測されますが、これ以上詳しい情報は入ってきておりません。
「嫦娥計画」は3段階からなり、第1段階がこの周回、第2段階が着陸、第3段階がサンプルリターンとなっているようですが、第2段階以降の計画についてはまだ白紙のようです。
参考リンク
■月探査衛星の名前が「嫦娥」に決定 (2004年3月31日)
http://www.cnsa.gov.cn/english/news_release/show.asp?id=97 (中国国家航天局: 英語)

嫦娥計画は順調に進行中 (2003年12月15日)
中国の月探査計画「嫦娥計画」は、順調に進んでいるようです。
2003年11月29日付けのCNNの報道によると、中国は2020年までに人間を月に送り届ける計画を持っているということです。中国は10月の有人飛行成功を踏まえて、その次のステップとしての月探査計画に本腰を入れはじめている模様です。
また、12月13日の人民日報(電子版)では、中国の月探査計画の主席科学者を務める欧陽自遠氏が行った講演の内容を報じています。それによると、すでに計画は「論証作業が完了し」、予算は15億人民元(日本円では約200億円)となっています。

中国、月探査計画を本格化へ (2003年3月4日)
複数メディアの報道によると、中国は今年中にも月探査計画を本格的にスタートさせる予定とのことです。
計画では、今後2年半以内に、最初の月探査衛星を月に向けて打ち上げる予定とのことです。これが事実としますと、2005年中には、中国が月探査衛星を打ち上げるという可能性が高くなります。
この月探査計画は、月にまで飛んでいったという、中国の伝説上の妖精の名前をとって、「チャンア」(Chang'e)と名付けられています。最初の衛星は、月の表面の3次元マッピングを行い、月表面をくまなく調べる予定です。その後の衛星では、月着陸やローバによる月面探査なども計画されています。また、着陸して月表面から岩石などを集めて、持ち帰るという計画もあるそうです。
これらの計画は2010年までに行われるということです。日本の月探査計画とぴったり重なるだけに、今後の動きが注目されます。


▲このページのトップへ