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火星ローバコンテスト
火星ローバコンテスト
10月29日(日)、千葉市の千葉ポートアリーナにおいて、「火星ローバコンテスト」が開催されました。力作ぞろいのローバが、難コースの模擬「火星」に挑みます。その模様を写真でお伝えいたします。
会場の展示。両端のロケットと真ん中のローバはともかくとして、他の2つは何でしょう? 正解は、左側が「ロバ」、右側が「老婆」。どうもしゃれが好きな人がいるらしくて、こんな展示が出てきたりしているのですが…。
練習風景。いくつかの板を組み合わせて作られたコースの様子がよく分かると思います。ご覧の通り、結構難しそうなコースです。少なくとも簡単に制覇できるようなコースではないですね。
コースの入口はこんなふうになっています。一見やさしそうにみえるのですが、この「岩」をよけながら進むのは、あとでも出てきますが結構な操縦能力と、しっかりとしたローバの走破能力が要求されます。
レース前にコースの様子をちょっと撮影してみました。先ほどの写真にもありましたが、結構このコース、でこぼこや傾斜などもあって、ローバが制限時間内に走破するのは難しいです。中には写真にあるように、「ロックガーデン」(昔マーズパスファインダが着陸したときに写真を撮った岩だらけの場所を思い出しますね)や「オリンポス山」などもあり、走りながら火星一周(?)ができるようになっています。
レースが始まりました。ローバはこのように、有線でコントロールするタイプもあれば、無線コントロールのものもあります。ご覧頂ければおわかりかと思いますが、入口の岩は互い違いに配置されていて、ローバの大きさや車輪の直径などを工夫しないとけっこう苦労します。
レースの風景です。審判がレースの途中でずっとつきっきりでローバの様子をみています。会場にある大型ディスプレイには、レースの様子が写し出されています。
多数の出場チームがあるので、スタートは時差式となっています。中にはうまく動かなくて、あとのチームに追い越されるローバもあります。このローバも前のチームにあとのチームのローバが追いついて、間もなく追い越そうかというところです。
中にはスタートの時点でうまく走らないローバもあったりします。練習や製作のときはうまく走っていたのに、本番ではうまくいかないというのもよくあることです。こういうときは焦らないで、まずはじっくりと構えて原因を考えることがコツですね。
こちらはコースの脇にあるタイム計測のコーナー。コースや出場の種類によっても制限時間は異なりますが、このようにタイムを厳密に測って時間を競います。もちろん各賞は時間だけではなく、アピール度や工夫、デザインなどによって決められていきます。
走破が終わったローバは、会場の後ろに集められ、展示されていました。いろいろな工夫やデザインのローバがあり、製作の苦労と楽しさがしのばれます。
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