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イベント情報

三瓶自然館 月へのいざない

島根県立三瓶自然館サヒメルでは、4月22日から9月4日まで、「月へのいざない」という特別展示を行っています。このたび講演でお邪魔する機会がありまして、会場の模様を「取材」してまいりました。その様子をお伝えします。

垂れ幕 三瓶自然館の入り口を入ると、この大きな垂れ幕が出迎えてくれます。三瓶の山の中にいたはずなのに、この垂れ幕をみると、突然月の世界にトリップしてしまったような感覚になってしまいます。
こちらは、この垂れ幕の下のところに置いてある大型月面車。いつか人類が、というか日本人が月に進出したときには、あるいはこういうローバで月面を走るということもあるのかも知れません。 月面車
廊下 三瓶自然館は、三瓶の自然と歴史をテーマとした展示が多く、館内は思ったより広くなっています。その廊下にずらりと並んだ「月へのいざない」ポスター。これなら展示場所に迷うことはまずないでしょう。
こちらは展示の中でも人気抜群の、宇宙服の記念撮影コーナー。それと、実際に宇宙服を着て記念写真が撮れるコーナーです。特に子どもたちに大人気というところです。 宇宙服展示
セレーネ模型 館内に展示されていたセレーネの模型です。後ろには説明のためのパネルもご覧頂けます。
そして、いよいよこの展示の最大の「お目当て」の月の石です。三角形の容器に封入された月の石は、アポロ16号の船長であるジョン・ヤング宇宙飛行士により採集されたもので、大きさは128グラム。さすがにこの石の周りには何となく荘厳な雰囲気が漂っていました。 月の石
月から来たいん石 月の石にはもう1つ、月からやってきたいん石というのがあります。ここではその石の展示も行われています。両方とも日本の極地研究所が所蔵しているものです。
こういった大きな展示と並行して、パネル展示が随所に設けられており、月について楽しく学べるようになっています。 パネル
模擬砂 ちょっとわかりにくいかも知れませんが、これはなんでしょうか? 砂? そう、砂なのですが、普通の砂ではありません。月面の砂を模擬して作られた、模擬砂(レゴリスシミュラント)というものです。この砂は、ローバの走行実験など、月面を模擬した実験に欠かせないものなのです。
会場のいちばん奥には、国立天文台で開発された4次元宇宙シアターがあり、月のでき方についてのリアルな映像や、バーチャルな宇宙旅行などが楽しめるようになっていました。 4次元宇宙シアター

「月へのいざない」展は、9月4日まで開催されています(月の石展示は8月28日まで)。詳細は、http://moon2005.comへGO!

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