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ペルセウス座流星群 月面衝突発光

 毎年8月の風物詩『ペルセウス座流星群』ですが、8月11日から13日にかけて極大となる予想です。

 8月12日の明け方に地球に最接近するペルセウス座流星群は、その約三時間前の午前3時頃に月へ大接近(月との距離およそ6万Km)します。その際、月面衝突発光が観測できる可能性があります。
 当日の月は月齢25と明るい部分が少ないため、発光が確認しやすい状態です。

参考URL
 アストロアーツ(http://www.astroarts.co.jp/news/2004/08/04impact_flash/index-j.shtml)
 電気通信大学 柳澤教授のホームページ(http://www.ice.uec.ac.jp/yanagi/impactflash.html)
流星とは・・・
宇宙空間にはチリなどが漂っていて、地球の引力に引かれ大気中に秒速数十キロメートルのスピードで飛び込んでくる場合があります。その時大気との摩擦で燃えるため光を発する流星となります。
なお、燃え尽きずに地表まで届いた流星が隕石です。
流星群とは・・・
彗星が太陽に近づくと、彗星からチリなどが吐き出され宇宙空間に漂います。地球の公転に伴い、このチリが多く漂う場所に近づくと数多くの流星が見られます。これが流星群です。
流星群は、ある一点から放射状に見られるため、目印となる星座の名前を取って「○○座流星群」と呼ばれます。(一部には例外もあります)
月面衝突発光とは・・・
地球と違い、月にはほとんど大気がありません。そのため、流星体(隕石や塵など)は月面にそのまま衝突します。その際、0.1秒程度発光する現象を、月面衝突発光と言います。