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特別公開企画2003

4月19日(土)は、筑波宇宙センターの一般公開にお越し下さいまして、ありがとうございました。当日は、午前中こそ晴れたものの、午後になってからは雨がぱらつくという、不安定な天気でしたが、昨年にも増してたくさんの方においで頂きました。スタッフ一同、深くお礼申し上げます。
当日の一般公開の模様の写真をご覧ください。

入り口の絵

月関係の一般公開の会場は、今年は管理棟になりました。展示室の入り口には、このような、宇宙を表すすてきな絵が飾られていました。昨年まではオープンスペースでの展示が多かったのですが、今年はこの絵をみながら通路を歩き、建物の奥に入っていくと、月関係の展示が現われる、という趣向になっていました。

一般公開ではもうすっかりおなじみになりましたね。カラフルな月球儀です。月球儀は、地球儀と同じように、月の表面の地図を球にして表したものです。しかし、私たちの月球儀はちょっと普通と違います。月の地質を色分けしたカラフルな月球儀や、月の表面の地形をそのまま月球儀の表面のでこぼこで表した月球儀など、ふだんはなかなかお目にかかれない月球儀を展示しました。 月球儀
セレーネ模型 展示スペースの真ん中を堂々と飾っていた、セレーネの模型です。青い板は太陽電池パネル、左側の衛星の脇に置かれている2つの小さな衛星は、リレー衛星とVRAD(ブイラド)衛星という子衛星です。セレーネの奥の方にみえている小さいカラフルな模型は、セレーネの次に計画されている着陸ミッションのための実験機(FTB)です。
将来、私たちが月に住める日は来るのでしょうか? 今回の一般公開では、そのような遠い将来の月探査のイメージをご覧頂くため、昨年に引き続き、将来の月基地の模型を展示しました。この模型にあるような基地が実現する頃には、人類は月に定住し、資源開発やさらに遠くの天体の有人探査などを行っていることでしょう。 月面基地模型
説明中 セレーネB計画のパネルの前です。熱心に質問をされるお客様が本当にたくさんいらっしゃって、月探査計画への関心が高いということを改めて実感しました。あ、クイズの回答を探していたのかも知れませんが…。
解説をしているのは、「セレーネの人々第1回に登場した、大竹真紀子さんです。
今回の一般公開では、ローバの展示も行いました。この2台は、月面のような環境を走破するために開発されたローバです。このようなローバに計測機器などを載せて、月面を走らせることができれば、月面の広い範囲の様子も分かるかも知れません。 ローバ
クイズ回答採点コーナー 恒例となった「月クイズ」、今回も実施いたしました。パネルの中に回答のヒントは書いてあるのですが、それを探すのもなかなかたいへんで、会場中、目を皿のようにして(?)パネルをご覧になっていらっしゃった方が大勢いらっしゃいました。中には、お子さんは全問正解だったのに、お父さんやお母さんが間違えていたご家族や、一緒に回答して一緒に間違えた友達どうしなどのお客様もいらして、回答コーナーはその度に笑い声が起きておりました。
月クイズでみごと80点以上を取りますと、記念品贈呈となります。このコーナーでは、写真に写っている月球儀ペーパークラフトや、セレーネのバッジなど、セレーネ関連の手作り記念品をお持ち帰りいただくことができました。でも、せっかくですので、クイズの回答と解説も、お読みくださいね。 記念品コーナー
記念写真 展示が終わり、パネルや展示物を片付けた後の部屋で、みんなで記念写真です。片付ける前に撮った方がよかったかも…。
スタッフ一同、またのお越しをお待ちしております。次は9月、「宇宙の日」前後の一般公開でお会いしましょう。