その2

会津大学オープンキャンパス(秋ステージ)の模様の続きです。

研究展示 パネルという形で、研究室で行われている研究の内容を展示しています。一見すると難しいのですが、…よく読んでも難しいものもあります…すいません。ただ、学生さんにとっては、このように自分の研究を人に説明する形で文章にすることで、自分も研究に対しての理解を深めるようになります。
いままでの展示スペースとはちょっと方向を変えて、その真正面の部屋にあたる(ふだんは小講義用の教室に使われている)映像スペースの様子です。プロジェクターではいろいろな映像を時間を決めて放映しています。そのためのプロジェクターが真ん中に写っています。 映像スペース
スタッフと学生 受付の前で、受付の様子を尋ねながら談笑する、会津大学の宇宙関係スタッフと学生。
今回は、お客様にも「イトカワ模型」をお持ち帰りいただけるようにいたしました。大人気…かと思ったのですが、意外に残ってしまいました。家族連れの方は遠慮して1家族1つにしてしまった方もおりました。かと思うと「孫へのおみやげに」と持ち帰って下さるおばあちゃんもいらっしゃいました。お孫さんがどのような顔をしてこの模型を見つめるか、私も興味深いです。 お持ち帰り用イトカワ模型
イトカワ3次元モデル 会津大学で作成している、コンピューター内に再現した小惑星イトカワの3次元モデルの展示です。このモデル、実はマウスを使っていろいろな方向に開展させたり拡大・縮小させたり(ズームイン・ズームアウト)することができます。学生さんの研究により、今年は従来よりもより速い速度で動作させることができるようになりました。
展示内容を説明する学生スタッフ。パネルを作るのももちろん勉強ですが、それを説明することも、自分の研究を自分自身で理解する、あるいは他の学生の研究を理解することも、勉強の大事なステップです。 説明中の学生スタッフ
お客様でにぎわう展示スペース やはり「宇宙」の展示は人気があるようで、多くのお客様でにぎわっていました。「はやぶさ」ブームもかなり影響があったようです。お子さんが入口の模型をみて「あ、はやぶさ!」と答えていたりしました。
会津大学にも公式ツイッターアカウントがあり、日常のできごとや講義日程などの情報を発信しています。このオープンキャンパスのときには、ふだんであれば休講や教室変更などを表示している大型ディスプレイにツイッターの情報を流して、このオープンキャンパスについてのご案内や最新の情報が見られるようにしました。 会津大学もツイッター
映像上映中 先ほどの映像上映の部屋で、実際に映像を上映しているところです。といっても、もちろん上映中なので部屋は真っ暗。窓には暗幕をかけたりブラインドを下ろしたりして、日の光が入らないように「何とか」しています。それでも若干漏れてしまうのは、もともとそういう作りではないので仕方ないところではありますが。
先ほどご紹介したイトカワのコンピュータモデル、子どもたちには結構人気でした。ちょっとしたコンピューターゲームのような感覚なのでしょうかね。マウスの使い方などを特に教えなくても、子どもたちはディスプレイを見つめながらイトカワをぐりぐり回していました。 子どもに大人気のイトカワモデル

最後になりましたが、ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

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